
永遠なんて存在するのかな。 変わらないものなんてこの世の中にあるのかな。 きみはどうおもう? 「明後日からウチに女の子が住むことになったの。」 母親の何とも唐突で信じ難い発言。 それから俺の日常はちょっと形を変えていく。 「お前、何でうちに来ることになったんだよ。」 「おばあちゃんが死んだから。」 やって来た女は微かに見覚えはあるが。 俺から見ても愛想も何もない、無表情な奴。 だけど…本当は…。 「…だれ?」 薄っすらと涙を浮かべて。 小さな体をさらに縮めたように必死に座り込んでいる。 そんな姿が痛々しかった。 脳裏に過ぎる昔の出来事。 俺はなぜだか放っておけなかった。 だって、本当は…こいつは寂しがりやで怖がり…。 「名前は?私は、松本乱菊よ、三年生。」 「え、あの…。」 「松本、こいつ、実は極度の人見知りで…。」 加えて極度の人見知り! マジかよ。 面倒見るのは俺の仕事なのか? …おいおい。 「まぁ、もう少し太った方がもっと可愛いけど?」 「…か、可愛くなくていいもん。」 「つーか…もうそのままでも十分可愛いんだけどなー!」 「だから抱きつくなつってんだろ!」 不本意ながら双子の弟である雪獅郎はウザイし。 「松本先輩でしょー冬獅郎くん。」 「うるせぇ、麦茶に砂糖入れる奴を敬う気はねぇ。」 先輩らしいことひとっつもしねぇのに先輩面する松本。 お前ら、ほんっと…少しくらいは黙ってろ! むしろ動くな喋るな。 「ぷっ…あはははは、おもしれぇ奴!」 「ふ、笑いすぎだぞ一護!」 まぁ、話を戻すと。 こいつはこいつで色々頑張ってるし。 そんなに変わった気はしない。 それでも、やっぱりどこか変わった気がする。 俺と…そして、日常。 仕方ねぇから面倒見てやる。 だから…。 お前はできるだけ笑ってろ? Hello! Long time no see. Nice to meet you again. I will be glad to help you any time. |